発達障害児支援者研修会 を開催しました
令和3年10月15日(金)砺波市役所3階大ホールにて、発達障害児支援者研修会を開催しました。今回は、富山県発達障害者支援センター「ほっぷ」、砺波地域障害者自立支援協議会障害児部会及びサービス事業所連絡会、砺波圏域障害者基幹相談支援センターが共催となり、砺波圏域内における発達障害のあるお子さんへの接し方や課題が生じた際の対応方法等、日頃の支援を振り返る機会を設けました。
今回の研修会では、会場受講+Zoom配信という初の試みで開催いたしました。会場受講では総勢42名の参加者が7グループに分かれ、各自が困っている事例や日々の支援等についてグループごとに意見交換を行いました。参加者からは「他の事業所の方の話を聞くことができて、良い刺激になった」「このような意見交換の機会はなかなかないので、とても貴重な時間となった」等といった感想が聞かれました。Zoom配信では、音声トラブルが生じ、ご参加いただいた皆様に音声をお届けできず、スライドのみの視聴となり、大変申し訳ありませんでした。
富山県発達障害者支援センター「ほっぷ」 相談支援専門員 鈴木氏の講義では、氷山モデルシートを活用し、発達障害のあるお子さんの困り感を紐解いていく手法について学びました。課題と言われる言動があるお子さんに対し、なぜそのような行動をとるのか、何に困っているのか…“その子の目線に立って、その子の気持ちを考えていくことが大切である”といった、日々の支援に有益となるヒントをたくさんいただきました。
また富山県発達障害者支援センター「ほっぷ」 副センター長 北川氏からは、砺波圏域内で生活されている発達障害のあるお子さんが、生き生きと「砺波圏域で生活できて良かった」と思ってもらえるような環境づくりを目指すためのお手伝いをしていきたいという非常に心強いお言葉をいただきました。
砺波地域障害者自立支援協議会障害児部会長 宮崎氏 による開会の挨拶
富山県発達障害者支援センター「ほっぷ」 相談支援専門員 鈴木氏 による講義
富山県発達障害者支援センター「ほっぷ」 副センター長 北川氏 による閉会の挨拶